各種障害者手帳を所持していれば、新幹線を含むJR全線の運賃割引を受けられます。その際、新幹線特急料金も実質的に割引となるケースをご存じでしょうか。
手帳の種別にかかわらず、手帳を提示して割引になる券種は基本的に普通乗車券のみです。
しかし、東海道・山陽・九州新幹線については、手帳所持者向けに「JR東海エクスプレス・カード」が年会費無料で提供されています。このカードを持てば自動的に「エクスプレス予約(EX予約)」の会員となり、会員専用の割引きっぷ「e特急券」を購入できます。
手帳割引のきかない新幹線特急券についても、年会費無料で「e特急券」を購入できることによって、実質的に割引を受けられることになるのです。障害者の特権とも言えるこのしくみを利用しない手はありません。

EX予約においては、手帳所持者向けの割引きっぷがチケットレス乗車可能な形で提供されていません。普通乗車券と「e特急券」(いずれも紙のきっぷ)を併用することを覚えておきましょう。
この記事では、障害者手帳を所持する人向けに年会費無料で提供されている「JR東海エクスプレス・カード」の作り方およびカードを利用して割引きっぷを買う方法を詳しくご説明します。
- 「JR東海エクスプレス・カード」は、手帳所持者本人の名義で発行されること
- エクスプレス予約限定の「e特急券」は、駅窓口では直接購入できないこと
- 会員限定価格の「e特急券」は、本人だけでなく介護者・付添人等の分も購入可能なこと
EX予約「e特急券」で東海道・山陽・九州新幹線の特急券が実質割引に!

「JR東海エクスプレス・カード」は、三井住友カードが発行するクレジットカードです。このカードをつくると「エクスプレス予約(EX予約)」に自動入会となり、東海道・山陽・九州新幹線のきっぷを割引価格で購入できます。
本来必要な年会費1,100円が手帳所持者は無料に
通常、このカードを持つには、EX予約の年会費に相当するカードの年会費1,100円がかかります。したがって、年会費の元が取れる程度新幹線を利用する場合でないと、必ずしもおトクではありません。
ところが、各種障害者手帳を所持する当事者向けに限り、「JR東海エクスプレス・カード」が年会費無料で提供されています。このカードを持てば、新幹線の利用頻度にかかわらず新幹線特急料金が会員専用価格になるのです。
きっぷを会員専用価格で購入するには、本来年会費を払わなければならないのですが、手帳を持っていればそれが免除されるとも言えるでしょう。
「e特急券」と割引適用された普通乗車券の併用で安くなるしくみ
EX予約で割引になるのは新幹線特急料金に相当する部分で、その特急券は「e特急券」と呼ばれています。チケットレス乗車できる通常のきっぷは無割引の普通乗車券がセットになっていますが、特急券部分のみを紙のきっぷの「e特急券」として購入できます。
誤解してはならないのは、「e特急券」が会員専用価格としてすでに割引されている点です。「e特急券」そのものに障害者割引の設定があるわけではないことに留意しましょう。
「e特急券」と手帳割引が適用された普通乗車券を組み合わせれば、乗車券だけでなく新幹線特急券も実質的に割引になるわけです。
介護者・付添人や家族の分も会員価格で購入可能
きっぷの割引対象者に関して、普通乗車券には厳格なルールがありますが、EX予約で購入する「e特急券」には特段制限がありません。
例えば、普通乗車券を割引で購入できるのは本人だけの場合であっても、「e特急券」については同伴する介護者・付添人や家族の分も購入できます。
「JR東海エクスプレス・カード」の年会費が無料であるわけ

前述した通り、EX予約を利用できる「JR東海エクスプレス・カード」を持つには、年会費1,100円がかかります。しかし、各種障害者手帳を所持していれば、このカードを年会費無料で持つことが可能です。
一体、どうして年会費無料でこのカードが提供されているのでしょうか。
手帳所持者をEX予約の利用対象とするための措置
JR東海が中心となり、JR西日本・JR九州を交えて共同で運営する新幹線特化型のネット予約サービスが「エクスプレス予約(EX予約)」です。EX予約の会員には、通年利用可能な会員専用の割引きっぷが提供されています。
しかし、EX予約には障害者割引が提供されておらず、本来割引となるはずの乗車券部分に割引が適用されません。それでは手帳所持者がEX予約の利便性から取り残されてしまうことになるため、利用機会を確保するための代替手段が必要です。
そこで講じられたのが、EX予約会員になるためのクレジットカード「JR東海エクスプレス・カード」を年会費無料にするという措置です。
紙のきっぷという形ではあるものの、年会費無料でEX予約専用の「e特急券」を購入できるしくみによって、手帳所持者もEX予約のメリットをまがりなりにも享受できるようになっています。
利用対象者が拡大されたが根本策ではない
2023年5月15日以降、身体障害者手帳所持者には「JR東海エクスプレス・カード」が年会費無料で提供されています。ところが、他の手帳を持っている場合、このカードを年会費無料で利用できませんでした。
当事者にとって嬉しいことに、2025年8月29日から、年会費無料の対象者が精神障害者保健福祉手帳所持者および療育手帳所持者にも拡大されました。手帳の種別によらず、手帳を持っていれば等しく年会費無料の特典を利用できるようになったのです。
ただし、根本的にEX予約で障害者割引のきっぷを買えるようになったわけではありません。
本来は、このような年会費無料措置で済ませることなく、通常のきっぷにも障害者割引が全面的に適用されるのが望ましいのではないでしょうか。

「JR東海エクスプレス・カード」の概要を理解できたところで、このカードの作り方や使い方について詳しく見ていきましょう!
「JR東海エクスプレス・カード」の申込方法

前述した通り、EX予約を利用できる「JR東海エクスプレス・カード」は、三井住友カードが発行するクレジットカードです。EX予約を利用するには、最初にこのカードを申し込みます。
このカードを年会費無料で利用する場合、ネットでのオンライン申し込みができません。そのため、紙の入会申込書を三井住友カードから取り寄せる必要があります。
最初の段階からハードルが高いのですが、ここからは、入会申込書の取り寄せ方法と記入方法に分けてご説明します。
入会申込書の取り寄せ方法
手帳所持者が対象の年会費無料用入会申込書を取り寄せる方法が、意外に難しいです。ネット上のフォームを利用するのが基本ですが、電話する手もあります。
電話で問い合わせる方法
カード発行元の三井住友カード入会案内デスクに電話で問い合わせるのが、最も簡単でしょう。入会申込書に添付しなければならない書類も複雑なので、いずれにせよ問い合わせると安心です。
問い合わせ先の電話番号を探すのは少々手間がかかりますが、
三井住友カード 入会案内デスク 電話番号
をキーワードとしてGoogle検索すれば、入会案内デスクの電話番号が表示されます。
電話すれば、その場で請求を受け付けてくれるか、あるいは請求するための方法を教えてもらえるはずです。
ネット上のフォームに入力する方法
もちろん、ネットからでも紙の入会案内書を取り寄せることが可能です。JR東海の以下ページから三井住友カードの専用入会申込書請求フォームを表示し、入力してから送信すれば問題ありません。
フォーム送信から1週間程度で、入会申込書一式が郵送されてきます。
入会申込書の記入・郵送
入会申込書一式には、入会申込書本体と記入方法の説明書、および返送用封筒が含まれています。

「JR東海エクスプレス・カード」に関しては、VISAブランドとMastercardブランドのいずれかを選択できます。利用限度額は多くないものの、新幹線のきっぷ代に限らず、国内・海外旅行にも広く活用可能です。都合が良い方を選びましょう。
記入方法を参照しながら入会申込書を記入し、添付書類とあわせて返送用封筒に入れて郵送します(切手不要)。入会申込書に記入する事項がとても細かいため、書き終わるまで骨が折れるでしょう。
入会申込書に記入する主な項目は、以下の通りです。
- 氏名・生年月日・現住所・電話番号
- 世帯・住居の状況
- 運転免許証番号(取得している場合)
- 借入状況・年収
- 勤務先の詳細
- カードのブランド
- リボ・キャッシング利用の有無
- 紙明細書送付の要否
- 代金引き落としの銀行口座
運転免許証を取得している場合、免許証番号を記載して運転免許証の写しを添付します。
また、入会申込書に添付する書類は、以下の通りです。
- 各種障害者手帳の写し(有効期限内のもの)
- 運転免許証の写しもしくは各種公的証明書の写し
運転免許証を取得していない場合、代わりの公的証明書が必要です(筆者は健康保険証の写しを求められました)。どれを添付すればよいか分からない場合、上述の入会案内デスクに問い合わせましょう。
審査状況の確認・カードの受け取り
入会申込書を郵送し、三井住友カードに到着すると、審査が行われます。
審査基準は公表されていませんが、個人信用情報に問題がないことや、継続的な安定収入があることが求められます。
このカードの申込にあたっては、各種障害者手帳の写しを必ず提出するのが他のカードにはない特徴です。障害者手帳を所持していることが審査上マイナスにならないか、心配ではないでしょうか。
筆者もリスクがあると感じましたが、手帳所持者用のカードということもあって、手帳所持者であること自体が審査に不利に働くことはなさそうです。

筆者がこのカードを申し込んでから審査の可決を確認し、「JR東海エクスプレス・カード」の現物と「EX-IC」の両方を受け取るまでの期間は、次の通りでした。
- 紙の入会申込書取り寄せ:2025年9月下旬
- 入会申込書投函:同年10月14日
- 審査可決:同年10月30日
- クレカ発送:同年11月04日
- クレカ到着:同年11月06日(簡易書留)
- EX-IC到着:同年11月14日(簡易書留)
審査状況をネットで確認できないため、電話での確認が必要でした。個人差はあると思いますが、筆者の場合は審査完了までちょうど2週間かかりました。個別に設定された「JR東海エクスプレス・カード」の利用限度額が台紙に記載されているので、必ず確認しましょう。
「JR東海エクスプレス・カード」利用のための準備・設定方法

「JR東海エクスプレス・カード」と「EX-IC」の両方が到着したら、EX予約ウェブサイト上で会員登録を行います。あわせて、スマートフォンに「EXアプリ」および三井住友カードの「Vpass」アプリをインストールすると便利です。
各アプリの役割分担は、以下の通りです。
- EXアプリ:新幹線きっぷの予約購入および乗車変更
- Vpassアプリ:認証用メールアドレスの登録および利用明細の確認
EX予約の会員登録方法
会員登録を行うには、ウェブサイト上で以下の情報を入力します。
- 会員ID(10桁)
- 生年月日
- クレカ番号(下4桁)

会員IDが台紙に記載されておらず探しにくいのですが、「EX-IC」表面下部中央に10桁の数字が表示されているはずです。その数字が会員IDで、ログイン時に毎回必要になるため、よく覚えておきましょう。

STEP1の入会申込はすでに完了しているので、ここではSTEP2の会員登録を行います。

上述した会員ID・生年月日・クレカ番号を入力します。

設定がすべて完了すると、10桁の会員IDが改めて表示されます。大事な番号なので、忘れないように控えましょう。
「Vpass」アプリの利用開始方法
EX予約できっぷの代金決済を行う際に表示される認証画面に対応するには、メールアドレスの登録が必須です。入会申込書にはメールアドレスの記入欄がないため、入会後「Vpass」アプリ上でメールアドレスを登録します。
また、「Vpass」アプリを利用すれば利用代金を即座に確認できて、便利です。
このアプリは、iPhoneおよびAndroidスマートフォンで使用できます。アプリをインストールしたら、手元に届いたクレカの情報を登録します。Vポイントの紐づけも可能です。

クレカを利用すると、このように明細が表示されます。紙の明細書が郵送されてくるのを待つ必要がないため、アプリを利用するのをおススメします。
新幹線のきっぷを予約する方法~「e特急券」の購入手順~

東海道・山陽・九州新幹線を利用する際は、EX予約であらかじめ「e特急券」を購入します。手帳割引が適用された普通乗車券については、同時に購入できません。そのため、まずは新幹線特急券を購入するという流れになります。
ここでは、一例として東京駅・三島駅間の「e特急券」を購入するための大まかな流れをご説明します。スマートフォン用「EXアプリ」の操作画面を例にご説明します。

新幹線を新規予約する際、検索条件設定画面で乗車日・時間帯・乗車区間・人数を入力します。「e特急券」を購入するためには、「e特急券のみ」を追加条件として設定します。

列車の予約を確定するには、きっぷ代金の決済が必要です。EX予約はオンライン決済を行うサービスであるため、「JR東海エクスプレス・カード」を決済に使用するには認証が必須となります。

認証コードが「Vpass」アプリで登録したメールアドレス宛に届くので、メールに記載されたコードをこの画面で入力します。

決済が完了し、特急券の予約が完了しました。表示された内容から、きっぷの受け取りが必要なことが分かります。
「e特急券」の賢い利用法や詳細については、姉妹サイト「デジきっぷナビ」上の以下の記事にまとめてあります。ぜひご一読ください。

きっぷの受け取り・乗車券の購入方法・きっぷの様式

EX予約ウェブサイトもしくはEXアプリ上で予約した「e特急券」は紙のきっぷであるため、乗車前に駅での受け取りが必要です。
また、実際に旅行を開始する発駅から最終的な目的地である着駅までの普通乗車券を、あらかじめ駅で購入します。
手帳割引適用の普通乗車券の購入方法
手帳割引が適用された普通乗車券を購入できるのは、基本的にJR各社の駅にあるみどりの窓口です。旅行を開始する駅から最終目的地の駅までの区間を通しで購入できるため、普通乗車券を購入するのは必ずしも新幹線の乗車駅であるとは限りません。

駅によっては、窓口の代わりにインターホンが付いた指定席券売機が設置されていることがありますが、オペレーターを通して購入が可能です。
「旅客鉄道株式会社等旅客運賃減額」または「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」と記載されている手帳を持参するのを忘れないようにしましょう。
割引が適用される場合は運賃が5割引になりますが、手帳に記載された種別によって普通乗車券の発売条件が異なります。
| 種別 | 距離制限 | 割引対象者 |
| 第一種(同伴) | なし | 本人と介護者・付添人1名 |
| 第一種・第二種(単独) | 片道101km以上 | 本人のみ |
普通乗車券の割引条件に関する詳細については、以下の記事をぜひご一読ください。
「e特急券」の受取方法
EX予約で予約購入した「e特急券」は、乗車前に必ず駅で受け取ります。
EX予約のきっぷを受け取れるのは、基本的に東海道・山陽・九州新幹線の各停車駅ですが、周辺の他駅でも受け取り可能な場合があります。
「e特急券」を受け取るには「EX-IC」の現物かEXアプリで発行した受取コードが必要なので、忘れずに用意しましょう。
窓口のほか、乗車日の3日前からは指定席券売機でも受け取り可能です。指定席券売機を利用する場合、EX予約のログインパスワードを入力する必要があります。

指定席券売機の初期画面では[予約したきっぷの受取]を押し[EXサービス きっぷ受取]を選択します。

受取方法として、「EX-IC」か受取コードかを選択します。

「EX-IC」を選択した場合、ログインパスワードを入力します。パスワードにアルファベットの大文字と小文字、記号が含まれている場合、入力が煩雑です。

予約してある列車の一覧が表示されます。発券したい列車を選択すれば、紙のきっぷの受け取りが完了です。
このように、指定席券売機で受け取るのは操作が非常に煩雑なので、駅窓口で普通乗車券の購入と「e特急券」の受け取りを同時に行うことをおススメします。
「e特急券」を受け取った後は、EX予約ウェブサイトやEXアプリ上で列車の予約変更(乗車変更)ができなくなるので注意しましょう。
きっぷの様式
駅で購入した普通乗車券と駅で受け取った「e特急券」の現物をご紹介します。
普通乗車券

これは、手帳割引が適用された、大宮駅(さいたま市大宮区)から富士駅(静岡県富士市)ゆき普通乗車券です。実際に新幹線に乗車したのは東京駅・三島駅間で、前後の区間は在来線を利用しました。
経由欄から、東京駅・三島駅間が新幹線経由と分かります。新幹線の自動改札を通ると、入出場した駅名と時刻が赤字で印字されます。
「e特急券」

これは、東京駅(東京都千代田区)から三島駅(静岡県三島市)ゆき新幹線特急券(e特急券)です。「こだま」号の普通車指定席に乗車する際に購入しました。
「JR東海エクスプレス・カード」はJR東海と連携したクレジットカードであるため、このカードと紐づいたEX予約のIDで購入したきっぷには「海C」が印字されています。

EX予約で「e特急券」を購入し、駅できっぷを受け取ると、本券とともにご利用票が発行されます。控えとなるので大切に保存しましょう(他に、駅窓口や有人改札で領収書をもらうことも可能です)。

それでは、「JR東海エクスプレス・カード」やEX予約を利用して新幹線のきっぷを購入した後、そのきっぷで新幹線に乗車した時の様子をご紹介します!
手帳割引適用の普通乗車券と「e特急券」の使い方実録

あらかじめ購入しておいた割引が適用された普通乗車券と「e特急券」を持って、地元から静岡駅までを往復しました。ここでは、きっぷの使い方を中心に、乗車当日の様子を共有します。
東海道新幹線で静岡方面へ
ゆきは、東京駅・三島駅間を東海道新幹線に乗車し、東海道本線(在来線)に乗り継いで富士駅まで向かいました。
地元の駅から東京駅までは、在来線普通列車で移動しました。自動改札機には、乗車券のみを入れます。

東京駅では、新幹線乗換改札を通って直接東海道新幹線のホームに行けますが、混雑を避けるためにいったん在来線改札口から出ました。

改札口の外には、JR東海が管理する水色の指定席券売機が多数あります。乗車直前に、これらの指定席券売機で「e特急券」を受け取っても大丈夫です。

新幹線専用改札口から、東海道新幹線のホームへ。専用改札口は、比較的空いています。

自動改札機に乗車券と特急券を2枚同時に入れます。手帳割引を使う場合、ICカードでは乗車できません。

「こだま」号が発車する16番線ホーム。年末年始のピーク時間帯であるにもかかわらず、長い列はできておらず、比較的余裕がありました。

三島駅で「こだま」号を降りて、在来線ホームに移動。乗換改札口では、乗車券と特急券の2枚を入れて、乗車券のみを受け取ります(特急券を持ち帰る場合は有人改札口へ)。
乗車券は、在来線着駅の自動改札機で回収されます。
静岡駅から東海道新幹線で東京駅方面へ
帰りは、東海道本線吉原駅(静岡県富士市)から静岡駅(静岡市葵区)まで東海道線に乗車し、静岡駅で東海道新幹線に乗り継ぎました。

在来線改札口では、自動改札機に乗車券のみを入れます。吉原駅は無人化されたため、閑散としています。インターホンが設置されており、何か用件があれば係員と話ができます。
静岡駅で在来線改札口を出て、休憩(途中下車)。吉原駅から使い始めた乗車券はこの先も使います。

東京駅と同様に、新幹線改札口に入る直前に、窓口か指定席券売機でe特急券を受け取っても構いません。ただし、このように混雑していることがあるため、事前に受け取っておくと安心でしょう。

新幹線改札口を通り、列車が発車するホームへ。ここでは、乗車券と特急券の両方を同時に自動改札機に通します。
東京駅に到着し、在来線に乗り継ぎ。乗換改札を通る時には、乗車券を受け取るのを忘れずに。
まとめ ~年会費無料でEX予約の「e特急券」をおトクに活用~

各種障害者手帳を所持していれば、東海道・山陽・九州新幹線に割引で乗車できます。ただし、割引になるのは普通乗車券のみで、特急券は割引対象外です。
東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約(EX予約)」を利用するとICカードでチケットレス乗車できますが、これには手帳所持者向けの割引がありません。
手帳所持者がネット予約の利便性を享受できないのは、大きな損失です。そこで、代替措置として、EX予約の決済用クレジットカードである「JR東海エクスプレス・カード」が手帳所持者向けに年会費無料で提供されています。
EX予約で会員専用きっぷ「e特急券」を購入し、手帳割引が適用された普通乗車券を併用することで、実質的に特急料金も割引になるわけです。
三井住友カードが発行する「JR東海エクスプレス・カード」に入会するには審査があり、誰でも利用できるわけではないことに留意したいです。入会後、カード本体とともに「EX-IC」が届きます。
EX予約の会員登録を行った後、EX予約ウェブサイトまたはEXアプリ上で「e特急券」を予約購入し、駅で受け取る形です。きっぷ受取時にあわせて普通乗車券を購入すると一度で済みます。
駅窓口で直接「e特急券」を購入することはできないので、注意してください。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考資料
● JR東海エクスプレス・カード(Visa・Mastercard)(三井住友カード)2026.01閲覧
● 障害者割引制度のご案内(JR東海)2026.01閲覧
● 「身体障害者割引」「知的障害者割引」「精神障害者割引」の乗車券を「エクスプレス予約」で予約できますか | エクスプレス予約(JR東海)2026.01閲覧
当記事の改訂履歴
2026年01月08日:当サイト初稿



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