JR東日本のトロッコ列車「風っこ」予約の取り方・料金を解説【2026-27年版】「風っこ只見線満喫号」乗車体験をご紹介!

びゅうコースター風っこ会津川口駅にて 定番記事

JR東日本管内のローカル線を中心に、臨時列車として投入されるトロッコ車両「びゅうコースター風っこ」。

春から秋にかけてはトロッコ列車として走り、オープンエアーの車内に入る風が心地よいです。天気が良ければ、気分爽快な体験を満喫できるに違いありません。

一方、冬場には車内に設置されたストーブが稼働するため、ストーブ列車としてほっこりした雰囲気を楽しめるでしょう。

「びゅうコースター風っこ」はJR東日本管内の各地に出張し、多客臨時列車として多くの区間を走ります。ただし、運行される線区や時期には一定のパターンがあり、季節列車的な存在です。

この列車は、定期運行される「のってたのしい列車」には分類されておらず、単発の多客臨時列車扱いです。したがって、旅行商品に申し込むことなく、きっぷを買えば誰でも乗車できます。

運行情報をいかに的確に押さえ、要領よくきっぷを買うかが、この列車を楽しむためのカギとなります。

座席は4人掛けのベンチシートで、男性4人で座ると狭く感じるかもしれません。混雑時は相席になるため、窮屈に感じられることを知っておくと、心の準備になるかと思います。

この記事では、JR東日本版のトロッコ列車「風っこ」が多客臨時列車として運行される場合における運賃・料金やきっぷの買い方について、詳しく説明します。

「風っこ」の中でも、春から秋にかけてオープンエアーの車内を楽しめる代表的な列車が、只見線を走る「風っこ只見線満喫号」です。当記事でご紹介する2026年春および2023年夏に乗車した際の様子が、「風っこ」の乗り鉄を計画する上での参考になれば幸いです。

この記事から分かること
  • 毎シーズン運行される只見線および水郡線に加え、単発で列車が運行されることも
  • 多客臨時列車としての運行時には、普通乗車券と指定席券を買えば乗車できること
  • 運行時期や天候によっては、窓が装着されたり雨よけカーテンが下ろされることも

「びゅうコースター風っこ」の概要・運行区間

最初に、JR東日本管内各地で運行される「びゅうコースター風っこ」の概要や運行区間・ダイヤについて押さえていきましょう。

「びゅうコースター風っこ」の概要・沿革

びゅうコースター風っこロゴ

「びゅうコースター風っこ」は、旧国鉄時代から稼働する気動車キハ48形がトロッコ列車として改造された、2両編成の車両です。

この車両は2000年から走っていますが、すでに25年以上が経過しています。実際に乗車すると、経年劣化が進んでいることが感じられるでしょう。

しかし、定番の「のってたのしい列車」では得られないような、一世代前の観光列車として懐かしい汽車旅の風情を満喫できるに違いありません。

「びゅうコースター風っこ」は、宮城県美里町にある小牛田駅がベースです。小牛田駅を起点にして、各地に出張して臨時列車として稼働しています。

毎年春から秋にかけて走る「びゅうコースター風っこ」は、窓ガラスを外し、車内に風が心地よく吹き込むオープンエアーの車両です。2両編成の列車の座席は、木製のベンチシート(ボックスシート)です。

「風っこ」が走る線区・区間・運行時間帯

びゅうコースター風っこエクステリア

冒頭で申し上げた通り、「びゅうコースター風っこ」は、単発の臨時列車として走ることは少なく、毎年決まった季節に同じ線区・区間を走る傾向があります。

「びゅうコースター風っこ」の列車名には、線区や目的地の地名、季節が織り込まれています。「風っこ●●号」か「●●風っこ号」のような体裁です。2024年度以降に定期的に運行されている「風っこ」の列車名・運行時期・運行区間を、[当記事の末尾]に記載しました。

定期的に「風っこ」が走る線区や列車の運行時間帯は、次の通りです。

  • 只見線(会津若松駅・只見駅間)
  • 水郡線(水戸駅・磐城石川駅間)

只見線を走る「風っこ」

「風っこ」が只見線を走る時は、午前中に会津若松駅を出発します。お昼頃に只見駅に到着し、折り返してから会津若松駅に戻るのが夕方になります。

只見線の起点・終点である会津若松駅(福島県会津若松市)と小出駅(新潟県魚沼市)は、いずれも首都圏から離れており、入念に旅程を組む必要があります。只見線は距離が長いにもかかわらず列車の運行本数が少ないため、旅程組みの難易度が比較的高いです。

只見線を走る「風っこ」の運行時間帯や接続する列車のダイヤによっては、首都圏からの日帰りが困難です。運行ダイヤによっては、思ったように集客できない時もあるようです。

水郡線を走る「風っこ」

一方、水郡線を走る「風っこ」は、午前中に水戸駅を出発し、終点で折り返して夕方までには水戸駅に戻ります。水郡線が発着する水戸駅(茨城県水戸市)は首都圏に位置するため、旅程を組むのに苦労することはそれほどないでしょう。

素朴な乗り鉄を楽しめる「風っこ」

このように、「びゅうコースター風っこ」はいろいろな線区に出張し、運行されます。したがって、決まったルートを走る「のってたのしい列車」には分類されていません。過度に商業化されていない、純粋な穴場的臨時列車の乗り鉄を楽しむことができるのではないでしょうか。

冬場にストーブ列車として走る「風っこストーブ」号の乗車体験については、筆者の別記事をご一読ください。

JR東日本「風っこストーブ」が走る路線・きっぷの買い方【2025-26年版】~「風っこストーブ喜多方」号乗車体験~
「風っこストーブ」と呼ばれるJR東日本のストーブ列車が、東北地区のローカル線を走っています。気動車キハ48形のトロッコ列車「びゅうコースター風っこ」が、冬場には臨時列車「風っこストーブ」として運行されます。夏場に走る「風っこ」も人気がありま…

「風っこ」の情報源

「風っこ」は「のってたのしい列車」ではないため、公式のウェブサイトがありません。運行日や区間などの詳しい情報については、季節ごとの増発列車が記載されたJR東日本のニュースリリースから得ましょう。

臨時列車の運行情報を得るための方法を、別の記事に詳しく記載しました。ぜひご一読ください。

臨時列車の運行情報をチェックして鉄道旅行を制す!初心者が活用したい情報源3選
鉄道の列車にはあらかじめ運行スケジュールが組まれていて、定期的に運行されます。基本的には、決まった時刻に毎日列車が走っています。これが、定期列車です。しかし、列車に乗車するユーザーの需要は一定ではありません。混雑する時期もあれば空いている時…
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「風っこ」予約の取り方~必要なきっぷの種類と運賃・料金~

びゅうコースター風っこ車内のだるまストーブ

臨時列車の「風っこ」は、いずれの列車も全車指定席です。乗車するには、事前に「普通乗車券」と「指定席券」を用意します。

一言に「風っこ」と言っても、毎年定期的に走る臨時列車か、1回限り走る単発の臨時列車かで、それぞれ性格が違います。そのため、列車の予約の取りやすさについては、一概には言えません。これまで走ったことがない区間を初めて走る場合、予約が取りにくいのではないでしょうか。

「風っこ」の座席・席番表

トロッコ列車である「風っこ」は、一般の列車とは車内レイアウトが大幅に異なります。しっかりと押さえてから予約を取りたいところです。

「風っこ」の座席レイアウト

「風っこ」の座席は木製のベンチシートで、4人掛けボックスシートのレイアウトですが、その座席はかなり狭めです。

1ボックス当たり大人2人と子ども1人で座って、ちょうどいい感じでしょうか。大柄な男性が4人で座ると、かなり圧迫感があります。可能であれば、間隔を開けて座席指定するとよいでしょう。

びゅうコースター風っこ車内

それほど混雑していなければ、1ボックスを1組で利用できますが、満席時は相席が前提です。座席が狭いため、相席の状態ではどうしても窮屈に感じるでしょう。あらかじめ心の準備をしておくとよいかと思います。

「風っこ」の席番表

1ボックスあたり1つの番号が割り振られ、A席からD席の4席となります(窓側はA席・D席)

びゅうコースター風っこ席番表

1号車・2号車の連結部分から車端部の運転席に向かって、席番が進みます。

1号車では、トイレに近い方が若い席番、2号車ではストーブに近い方が若い席番です。そのため、1号車と2号車では進行方向に向かって偶数番か奇数番かが逆転します。席番を指定する際には、注意しましょう。

席番表の拡大版については、[当記事の最後]をご覧ください。

指定席券の発売開始時期・発売箇所

乗車1か月前の午前10時00分に座席の発売が開始されます。指定席券を購入する箇所・手段による発売開始時期は、以下の通りです。

駅のみどりの窓口(有人窓口)

乗車1か月前午前10時00分~

全国のJR駅にあるみどりの窓口やJR券を取り扱う旅行会社で、指定席券の購入が可能です。

只見線内には、会津坂下駅(福島県会津坂下町)を除き、みどりの窓口や指定席券売機はありません。そのため、只見駅(福島県只見町)や会津川口駅(福島県金山町)等の簡易委託駅で指定券を購入したり、「えきねっと」で予約したきっぷを受け取るのは不可能です。

駅の指定席券売機【シートマップ表示可】

乗車1か月前の10時00分~

みどりの窓口やネット予約サービス「えきねっと」と同時刻です。

指定席券売機できっぷを買うための操作方法については、姉妹サイト「デジきっぷナビ」上の別記事をヒントにしてみてください。

指定席券売機で「乗換案内から購入」する機能の知られざる実力!全国のJR駅で通用する操作スキルを伝授
JRの多くの駅に設置されるようになった「指定席券売機」。みどりの窓口が設置されていない駅にも数多く設置され、身近な存在になりました。駅員が対面できっぷを発売するみどりの窓口が、昨今縮小の一途をたどっています。そのような状況でも、自分で指定席…

ネット予約「えきねっと」【シートマップ表示可】

乗車日1か月7日前の14時00分~【事前受付開始時刻】

実際に座席が確保され、予約が成立するのは、乗車日1か月前の10時00分以降です(取れない場合もあります)。

画像:えきねっとウェブサイトにて筆者生成

「えきねっと」トップページにある「のってたのしい列車」のリンクをたどると、列車の一覧が表示されます。その中に「風っこ」が表示されるようになりました。予約を取りたい列車がプルダウンリストに表示されていれば、そこから予約できます。

画像:えきねっとウェブサイトにて筆者生成

ただし、そのプルダウンリストの保守には、不安があります。通常の検索画面から発駅名・着駅名・日にち・発車時刻を自分で入力して、「風っこ」をこのように表示するのが、一番確実でしょう。

画像:えきねっとウェブサイトにて筆者生成

他の列車と同様にシートマップを表示すれば、好きな席を選べます。

「えきねっと」で座席が取れた場合、決済完了後に駅の指定席券売機等で指定席券(紙のきっぷ)の受け取りが必要です。

指定席券の値段

「びゅうコースター風っこ」の指定席券の値段は、2023年10月以降、大人840円・小児420円です。「風っこ」の指定席券に関してはシーズン別の加算・減算がなく、通年で同額に設定されています。

指定席券の様式

購入後発行される指定席券の様式は、以下の通りです。

風っこ只見線満喫号指定席券

列車によって、券面に記載される「風っこ●●号」の列車名が変わります。

乗車券について~普通乗車券・フリーきっぷ~

「風っこ」に乗車するためには、指定席券の他、乗車区間を含んだ乗車券等が必要です。

普通乗車券は列車の運行区間だけ購入してもいいですし、地元の駅からの全経路を1枚の普通乗車券として購入しても問題ありません。只見駅まで乗車する場合に必要な普通乗車券の値段は、以下の通りです。

  • 会津若松駅・只見駅間:営業キロ88.4km 普通運賃1,790円
  • 東京都区内・只見駅間:運賃計算キロ388.5km 普通運賃6,930円

「風っこ」が南東北地方(福島県・宮城県・山形県のうち大半の区間)を走る場合、フリーきっぷの「小さな旅ホリデー・パス」2,850円を利用すると、とてもおトクです。このきっぷの詳細については、以下の記事をぜひご一読ください。

南東北エリアのフリーきっぷ「小さな旅ホリデー・パス」を使い倒す方法~価格分析から元を取る使い方を考察~
宮城県・山形県・福島県内を走るJR東日本の普通・快速列車に、2,850円で1日乗り放題のフリーきっぷ「小さな旅ホリデー・パス」。普通列車に乗車するだけではなく、快速列車として走る観光列車に乗車する際にも、乗車券として活用できます。週末に南東…

また、期間限定の「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」「大人の休日俱楽部パス」を使用しても問題ありません。「大人の休日俱楽部パス」では、「風っこ」の指定券(指のみ券)を回数の枠内で、パス料金込みで取ることが可能です。

なお、関東甲信越地区および南東北地区で利用できた「週末パス」の発売はすでに終了しました。

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乗車当日に向けての準備~真夏は熱中症対策が必須~

びゅうコースター風っこ車内
雨天時にはカーテンが

春から秋にかけて走る「風っこ」はオープンエアーの車両であり、天気の影響を直接受けます。晴れていれば、最高に心地よい風を浴びられる一方、雨に降られるとカーテンの中に閉じ込められるため、居住性には天と地の差があります。

時期や天候によって車内の気温差が大きいため、そのつもりで服装を調整したいです。また、突然の雨に備え、雨具があるとより安心でしょう。

真夏に乗車する場合、熱中症対策が欠かせません。オープンエアーの「風っこ」には冷房がないため、本当に暑いです。ハンディファンや充分な水分を用意しないと、深刻な体調不良になる恐れがあります。日焼け止めやサングラスがあると、より万全でしょう。

また、車内には電源コンセントが設置されてないため、モバイルバッテリーを忘れず持参しましょう。

きっぷを購入できたら、あとは乗車当日の好天を祈りたいです。

それでは、新緑の時期に「風っこ只見線満喫号」に乗車した体験をご紹介します!

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快速「風っこ只見線満喫号」下り列車に実乗!【2026年春】

GW直前の日曜日に、只見線を走る「風っこ只見線満喫号」に会津若松駅から只見駅までの全区間を乗車しました。快晴の中、春の芽吹きが美しい奥会津の風景が素晴らしかったです。

風っこ只見線満喫号(9427D):
会津若松駅 9時12分発 → 只見駅着 11時57分着

風っこ只見線満喫号指定席券

会津若松駅を発車する時刻が早く、各地からの列車の接続が悪いため、会津若松市か郡山市での宿泊が必須です。そのような事情があって集客が芳しくないためか、下り列車・上り列車ともに閑散としていました。臨時列車の造成には、運行ダイヤの設定がいかに重要であるかを痛感しました。

只見駅・小出間の臨時普通列車が接続するだけでも、旅行のしやすさが格段と向上するのではないでしょうか。

風っこ只見線満喫号の指定席券と小さな旅ホリデーパス

この日使ったきっぷは、指定席券の他、フリーきっぷの「小さな旅ホリデー・パス」です。南東北地方の乗り鉄には欠かせないコスパ抜群のきっぷです。

会津若松駅駅舎

この時は前日に郡山市に前乗りし、会津若松駅には朝8時10分に入りました。

会津若松駅3番線ホーム

列車が発車する3番線ホームに少し早めに向かったら、まだ閑散としていました。

風っこ只見線満喫号入線

8時59分に「風っこ」が入線。臨時列車にしては乗客の集まり具合が弱く、平和な様子でした。

びゅうコースター風っこ行先標

車両に掲げられていた行先標(サボ)は昔ながらのスタイルであるものの、表記は「臨時」でした。

びゅうコースター風っこ車内

車内の様子。窓は取り外されています。2号車にあるストーブは稼働していません。

そうこうしているうちに、発車時刻になりました。会津若松駅の駅長(センター長)自らが見送りに立っていました。

風っこ只見線満喫号車内

発車直後の車内の様子。車内は閑散としていて、本当に乗り鉄が好きなミドル層の男性ばかりでした。ダイヤの悪さと週末パスの廃止が影響しているのではないかと思いました。

風っこ只見線満喫号から眺める会津盆地

春の会津盆地の風景。水田に水を張って、田植えの準備の最中でした。会津磐梯山が水面に映り込むのが素晴らしいです。

風っこ只見線満喫号から望む只見川

会津盆地を過ぎ、列車は只見川沿いに入りました。第三只見川橋梁から眺める只見川は、秘境感があります。

風っこ只見線満喫号から眺める只見川

只見駅に近づくと、遠くに見える山には残雪が、線路の脇にも雪が残っていました。何か所か通ったトンネルの中がとても寒かったです。

風っこ只見線満喫号から望む八十里越

叶津川橋梁から見る八十里越。

只見駅駅名標

定刻の11時57分に、只見駅に到着。多くの地元の人から出迎えを受けました。

次にご紹介するのは、真夏に「風っこ只見線夏休み」号に乗車した体験です!

快速「風っこ只見線夏休み号」上り列車に乗車!【2023年夏】

2022年10月に全線で運行が再開した只見線を走る「風っこ只見線夏休み」号に、只見駅から会津若松駅までの全区間を乗車しました。

風っこ只見線夏休み号(9428D):
只見駅 13時30分発 → 会津若松駅 16時14分着

風っこ只見線夏休み号指定席券

この時は、指定席券が発売開始時点で瞬殺でしたが、筆者は「えきねっと」で事前受付をかけていたので、運よく席を押さえられました。只見線が全線で復旧して以来、只見線の乗り鉄自体に人気が非常にあり、運行ダイヤが良かったのできっぷが取りにくかったようです。

只見駅構内

「風っこ」の乗車当日は、只見線終着駅の小出駅から、臨時普通列車で只見駅に入りました。只見駅に到着した時には、すでに「風っこ」の車両が入線していました。

只見駅駅舎

「風っこ」で只見駅に到着した乗客と、筆者が乗車した臨時の普通列車で到着した乗客とで、只見駅の構内はにぎわっていました。

只見線開通カウントダウンボード

只見駅の入口には、全線復旧した2022年10月からの日数がカウントアップしているボードが掲げられていました。

びゅうコースター風っこ車内

発車時刻のかなり前、13時ちょうどにドアが開いて、車内に入れました。この日は灼熱の暑さでしたが、「風っこ」には冷房装置がないので涼むことができませんでした。

真夏に乗車する場合、飲み物を十分に準備するなどの熱中症対策が欠かせません

風っこ只見線満喫号から眺める奥会津の山村

定刻の13時30分に、会津若松駅に向けて出発。約2時間45分の長丁場です。只見線が走る奥会津地方には日本の原風景が残っていて、鉄道の車内から眺められる景色としては貴重です。

風っこ只見線夏休み号車内

列車がトンネルに入ると車内が暗くなりますが、風っこの車内照明は白熱灯で、懐かしい風情を楽しめます。この日の客層としては中高生の若い世代と年齢層が高い世代が多く、対照的でした。

復旧したばかりの区間を走り終えて、列車は会津川口駅へ。湖面が美しい駅です。

只見線車窓から眺める会津盆地

山岳地帯を抜けると、会津盆地に入ります。会津坂下駅を過ぎると、手つかずの田園地帯が続きます。そして列車は会津若松市内に入り、定刻に会津若松駅に到着。

まとめ

びゅうコースター風っこエクステリア

「びゅうコースター風っこ」は、JR東日本管内のローカル線を走る、JR東日本版トロッコ列車です。只見線と水郡線を中心に、南東北地区(JR東北本部管内)の線区を中心に、多客臨時列車として運行されています。

「風っこ」は観光列車であるにもかかわらず、全社的な「のってたのしい列車」には含まれていません。そんなこともあって、素朴な乗り鉄を楽しめます。

列車が運行される時期によって、窓が取り外される場合と、窓が取り付けられている場合に分かれます。窓が取り外されたオープンエアーな状態では、車内に入ってくる風が心地よく感じられることでしょう。

この列車は、全車指定席の快速列車として運行されます。そのため、乗車するには乗車券の他、指定席券が必要です。ボックスシートが狭めで、大人4人で座ると窮屈に感じます。相席になると圧迫感を感じるかもしれません。

この列車の魅力が知られるようになり、最近は指定席券の確保が難しくなってきています。できれば、乗車日1か月前の発売開始時に、きっぷを購入したいです。

この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Appendix-1:「びゅうコースター風っこ」運行実績(2024年~)

只見駅構内

ここでは、単発で走る列車ではなく、春から秋にかけて毎年定期的に走る列車を記載しました。

只見線

【2026年度】

シーズン列車名運行日
2026年春季風っこ只見線満喫号4月18,19,25,26日/5月2-6,9,10,16,17,24日

【2025年度】

シーズン列車名運行日
2025年秋季風っこ只見線満喫号10月4-5,11-13,18-19日
2025年夏季風っこ只見線満喫号7月19-21,26-27日/8月2-3,9-11日
2025年春季風っこ只見線満喫号4月26,27日/5月3-6日

【2024年度】

シーズン列車名運行日
2024年秋季風っこ只見線満喫号10月5,6,12-14日
2024年夏季風っこ只見線満喫号7月20,21,27,28日
2024年春季風っこ只見線満喫号4月27-29日/5月3-6日

水郡線

【2026年度】

シーズン列車名運行日
2026年春季春の水郡風っこ号4月11,12日

【2025年度】

シーズン列車名運行日
2025年秋季風っこ水郡線紅葉号11月22-23日
2025年夏季風っこ奥久慈号9月27,28日
2025年春季春の水郡風っこ号4月5,6日

【2024年度】

シーズン列車名運行日
2024年秋季水郡線90周年風っこ号11月2,3日
2024年夏季(運行なし) 
2024年春季春の水郡風っこ号3月30,31日

Appendix-2:「びゅうコースター風っこ」席番表

 【2号車】

びゅうコースター風っこ2号車席番表

 【1号車】

びゅうコースター風っこ1 
号車席番表

当記事の改訂履歴

2026年5月07日:第2稿 最新修正

2026年5月05日:当サイト第2稿

2024年12月15日:当サイト初稿(リニューアル)

2022年7月20日:前サイト初稿(原文作成)

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